戦略,計画第一
受験勉強において,戦略,計画が大事だという意見は変わらない。
ただ,計画の中に自由度があれば勉強するときのやる気が上がるというのも事実。
科目や勉強内容ごとに好き嫌いや強度が違うからね。
最初から計画に自由度があると迷うから,勉強することに慣れてきてから計画に少しゆとりをもたせよう。
実際,慣れてくると同じ勉強であっても必要な時間がどんどん短くなるからね。
ただ,ゆとりをもつこととだらけることは全然違うからそこだけははき違えないように。
優先順位の決め方
全体的な優先順位は計画を立てた段階で決まってるよね。
だから,今日やることの中での優先順位は,自由に決めればいい。
ただ,どの勉強にどれだけの時間がかかるかは把握した上で,だよ。
1つの勉強を途中で一旦切るのもありだけど,それで効率が落ちるならやめた方がいい。
1.好きな科目・嫌いな科目
なんといってもこれ。
食事をするときに好きなものから食べるか,嫌いなものから食べるか,君はどっち派かな?
勉強も同じような感覚で選べばいい。
先に好きな科目をやって勉強に弾みをつけて嫌いな科目を乗り切るか,早めに嫌いな科目を終わらせて夜の時間をゆっくり好きな科目に費やすか。
2.得意科目・苦手科目
好き嫌いとほぼ同じだろうけど,労力がかなり変わってくるのが得意科目と苦手科目。
得意科目だとあっという間に感じるけど,苦手科目ではそうはいかないよね。
順番は自由だけど,計画通りにどちらもやらなきゃいけないよ。
受験においては偏ることが一番ダメージが大きいからね。
3.インプット・アウトプット
インプットとアウトプットでは頭の使い方がぜんぜん違う。
どちらも集中しなきゃいけないことに変わりはないんだけど,どちらかというとアウトプットの方が脳へ負担がかかる。
意味あるアウトプットになるよう,集中できそうなタイミングを見計らおう。
4.予習・復習
知っていることを勉強するか,知らないことを勉強するか。
予習では頭を使い,復習では体力を使う。
予習は時間が読みづらいから注意が必要だよ。
5.配点の高い科目・低い科目
入試の配点の多い少ないで決めるのもありだね。
配点が高いということは,計画内での勉強時間の割合が大きいはずだから,勉強する頻度も高くなる。
ということは,ルーティンにするために,その科目は最初にやる,とか決めておいた方がいいかもね。
6.指導のある科目
学校の補講や塾に通っている場合,その授業のための勉強もやらなきゃいけない。
入試という遠い期限ではなく,次の指導までという近い期限があるから優先度も上がるよね。
塾の宿題も計画の中に入れて期限は必ず守ろう。
まとめ
計画をちゃんと立てれば優先順位なんて自ずと見えてくる。
大事なのはやると決めたことは全部やること。
その中で,どれからやるか,楽しく選べばそれでいい。