惰眠を貪らない
受験生にとって,睡眠をコントロールするというのも大きな課題じゃないかな?
「眠くて起きられない」,「二度寝,三度寝してしまう」,「授業中に眠くなる」
よく聞く話だよね。
本当は早起きして朝勉強したいのにできない,っていうのは,受験期間の長さから考えると大きな損失。
そういう人は以下の方法をぜひ試してみてほしい。
朝にスッキリ目覚める方法
夜更かし,寝落ちは厳禁
夜は身体が寝る準備してくれているから,夜更かしはそれを裏切る行為だよ。
0時から6時まで寝るのと,3時から9時まで寝るのは同じ6時間でも睡眠の質が全然違うからね。
そして,大事なのは寝ようと思って寝ること。
スマホをいじったり本を読みながら寝落ちするのは,すっきり起きるための一番の敵。
必ずスマホを置いて,しっかり目を閉じて,眠りにつこう。
だらだら寝るとだらだら起きることになるよ。
自分の睡眠スパンを知る
睡眠をコントロールするためには自分のことを知らなければならない。
早く起きる必要がない日の前日に,寝ようと思って布団に入ってから起きるまでの時間を計るんだ。
その時間を自分の睡眠時間の基準にしよう。
普通,人は1時間半ごとに起きやすいタイミングがくるから,7時間寝たとしたら,5時間半,8時間半でもすっきり起きられるはず。
ただ,このタイミングは人にもよるから,30分単位で一番すっきり起きられるタイミングを調べよう。
それが分かったら,起きなきゃいけない時間から逆算して布団に入る時間を決めればいい。
なるべく弱い刺激で起きる
大音量の目覚ましや誰かの大声であればほぼ確実に起きれると思うけど,それってかなりストレス。
起きるのが嫌だと感じやすくなるから,二度寝,三度寝につながる。
そこでおすすめなのがスマホのバイブ機能。
机に置いて振動音で起きるのではなく,耳元等で振動を感じるようにする。
本当は手首等につけるタイプの振動目覚まし時計があるからそれがいいんだけどね。
起きる必要がない日にそれで起きられるか試してみよう。
かなり弱い刺激だから,起きても不快に感じないはず。
起きれなかったら,目覚ましの音量をコントロールして,自分が起きれる最低の音量を調べよう。
誰かに起こしてもらう
最終手段でもあるけど,一番確実なのはこの方法。
当然,自分より必ず先に起きる人がいる,という前提だけどね。
基本的には家族だと思うけど,声だと刺激が強いから,ゆすって起こしてもらおう。
まあ,そんな優しい家族がいればだけど…
仮眠も同じ
これらは夜の睡眠だけでなく,昼間の仮眠にも同じことがいえる。
朝すっきり起きられれば午前中は眠たくならないけど,昼食の後は必ず眠たくなる。
だから,前もって昼休みに仮眠をとるんだ。
一部の学校では「午睡」という名前で取り入れているところもあるよ。
だいたい15分から20分寝れば頭もすっきり。
まとめ
非常にシンプルだけど,睡眠は勉強をすること以上に自分の本質的な部分だから,それをよく知ること。
人には必ず起きやすいタイミングとそうでないタイミングがあるから,それに合わせて寝る時間と起きる時間を決める。
それを続けていると目覚ましがなくても起きられるようになるよ。
僕もそうだからね。
すっきり起きられると朝の勉強も捗るよ。