ノートのとり方の基本
ノートは各教科2冊ずつ準備する
ルーズリーフなら1冊になるけど,ノートは必ず授業用と演習用の2冊を使い分けよう。
- 授業用:授業の板書,先生のコメント,試験に関すること等
- 演習用:教科書の基本問題,問題集の問題,宿題等
日付と対応する書籍のページ数を書く
あとで見直すときのために,時系列と対応する書籍は重要。
いつ何をしたのか,教科書や問題集でいうとどのページの内容なのか,いつでも分かるようにしておこう。
必ず予習する
これは先生の指示にもよるけど,教科書には必ず目を通し,授業で板書する内容がある程度予想できるなら予習の段階で書き写しておくこと。
教科書をコピーして貼り付けてもいい。
とにかく,授業中は先生の話をしっかり聞き,コメントをメモすることに集中したいからね。
1回の授業でどれだけ進むかは分からないから,予習は単元ごとにまとめてしておこう。
授業用のプリントを配ってくれるようであれば,教科書に目を通すだけでいいね。
先生のコメントをメモする
授業中は先生の話をしっかり聞き,コメントを拾う。
特に,自分の中にストンと落ちた言葉が重要。
教科書に載っていない言葉が学習の手助けになってくれるはずだから。
やってはいけないのが,板書を写すのに精一杯になること。
写すという作業では何も得られないからね。
これを続ければ,その教科を学ぶ上で何が必要か,情報の取捨選択ができるようになっていくよ。
アクセントをつける
ノートを劇的に見やすく,意味のあるものにしてくれるのがこのアクセント。
自然とやっていることがほとんどだと思うけどね。
- 色を変える(黒も含めて3色まで)
- 大きさを変える
- 線で囲む
これらをやるには,やっぱり罫線は邪魔だよね。
あと,ルーズリーフであれば最初の1枚にアクセントのルールを自分なりにまとめておくこと。
教科に関係なく,共通のルールがあった方が圧倒的に見やすくなるからね。
問題は演習用ノートに
授業は理解するためのもの。
演習は本当に理解しているか確認するためのもの。
これは,どの教科を勉強するにしても基本中の基本。
問題を覚えることが勉強だと思わないようにね。
演習は反復練習が必要だから,問題は演習用のノートにやって,分からなかったときに見直せるようにしよう。
必ず復習する
目を通すだけでもいいから,必ずその日のうちに復習すること。
寝る前や起きてすぐにノートを開いて先生の言葉を思い出すだけで,定着度は雲泥の差だからね。
余裕があれば,ノートの気に入らない部分は書き直そう。
何度も見たくなるノートを目指すんだ。
復習の段階で疑問に思ったことは必ずメモをして,調べるなり聞くなりして解決すること。
疑問を付箋に書いて貼り付けておき,解決したらノートに追記するといい。
塾でも同じノートを使う
塾に通っているのであれば,塾でも同じノートを使おう。
学校の先生と表現が違うかもしれないけど,自分にしっくりきた方で覚えればいいだけの話。
学校の先生に見せるにしても,書きすぎて怒られることは絶対にないからね。
自分だけの参考書を作り上げる感覚を楽しんでほしいな。