おすすめ休憩方法
まず大事なのが,勉強の計画に最初から休憩時間,就寝時間を入れておくこと。
勉強しなかったことによる罪悪感はストレスになるからね。
休憩も勉強の一環だよ。
次に,自分に合った休憩方法をいくつか用意しておくこと。
毎回違うことをすると,いい意味で自分を騙せなくなるからね。
これをすれば疲れもとれて頭もリセットできる,というように思い込むのも大事。
そして,できるだけ勉強部屋以外で休憩すること。
勉強部屋で休むとそれが癖になり,サボるハードルがかなり下がってしまうからね。
勉強部屋に入ることでスイッチのオンオフができるようになるといいね。
あと,休憩中は頭を使わないこと。
休憩=スマホがいじれる,と思いがちだけど,頭を休めたいのに頭を使うようなことしてたら意味がない。
スマホはゲームと同レベルの娯楽だからね。
科目を変える(0分)
疲れが軽度なら,科目を変えて気分転換しよう。
科目を変えれば頭の使う部分も変わるからね。
ただ,集中せずに勉強するのは無理だから,この方法は休憩ではなく集中力を継続する方法になるね。
例えば,英語・国語の長文読解,数学・理科の応用問題を一定時間勉強して,休憩しようか迷うくらいの疲れだったとしよう。
それくらいなら,姿勢を変えるために立ち上がって,暗記カードを使った勉強や社会の一問一答で30分程度もうひと踏ん張り,という感じ。
これは,科目ごとに勉強方法を決め,最小単位時間を把握しておかないとうまくできないよ。
音楽を聞く(5分)
科目を変える際,頭の中から今まで勉強していた科目の内容を消したいなら,音楽を聞いて頭を空っぽにするのがいい。
好きな曲を聞いて,リフレッシュしよう。
飲み物を飲む(10分)
勉強中に飲み物を飲むのは意外と集中が切れる原因になる。
というか,集中していればのどが渇いたなんて思わないけどね。
味覚はいい刺激になるから,1杯の飲み物をゆっくり飲み干して,息を整えよう。
ただ,甘くて暖かいものを摂取すると眠くなる可能性もあるから,眠気があるときは冷たくて甘くない飲み物にしておこう。
ストレッチをする(10分)
少し眠気があるなと感じたときに有効なのがストレッチ。
勉強中に眠くなったら,次の休憩のタイミングで軽く運動して,血行を促進しておこう。
1回ストレッチをすると,1時間以上は効果が持続するはず。
仮眠(20分)
休憩は基本的に10分まで。
10分以上かかるなら,それはもう別の予定だと思ってほしい。
ただ,仮眠は休憩としてはかなり優秀。
疲れも一気に取れるし,頭も使わないどころか自動的に整理できる可能性があるしね。
20分間も頭を使わないことって意外とないんだよ。
本当は眠くなったらすぐに寝てほしいんだけど,そうもいってられない時期はある。
そのまま机に突っ伏しそうな状態になったら仮眠をとろう。
ただ,20分で起きられないとか,30分以上寝ると逆に頭が働かなくなるという危険性はあるから要注意。
シャワーを浴びる(30分)
仮眠と同様,シャワーを浴びるというのは,時間がかかる割に頭を使わないし,体温が変動するからいいリフレッシュになる。
数時間は効果が持続するよ。
テスト形式の実践問題のような,単位時間の長い勉強をする前後におすすめ。
睡眠(?分)
休憩の最終手段は寝ること。
長時間寝ることで,確実に頭と体を休めよう。
休憩にスマホ,ゲーム,マンガ,テレビは厳禁
休憩は,頭を使うこと,時間管理がしにくいことはすべきでない。
特に,スマホ,ゲーム,マンガ,テレビは危険。
頭を使うのはもちろん,終わりがないものだからね。
これらは休憩ではなく,ちゃんと予定で決めた範囲内で。
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まとめ
勉強における休憩は何をしてもいいというものではない。
勉強を効率的に進めるためには,勉強する姿勢を変えず,頭と体だけを休めなきゃいけないからね。
息抜きという名目で休憩時間になんでもやってしまうのは,自分の首をしめるだけ。
やめるのが難しいことに手を出すと痛い目に合うよ。
勉強を計画通りに進めるというのは中高生にとって一つのハードルになる。
早めに成功体験を積んで,ハードルを下げておこう。