構成力を集中して高めるならやや薄い本がオススメ!
傍用問題集には解説が載ってないし,参考書をすべてやる時間はない…でも構成力は高めたい!
という人にオススメなのがやや薄い本!
やや薄い本というと誤解されるかもしれないけど,傍用問題集より厚く,参考書より薄い,収録問題数が200~300問の問題集のこと。
有名な「精講」シリーズや「プラチカ」なんかもこれにあたる。
中身を見るとⅠAやⅡBの全範囲が網羅されているけど,なぜか参考書より薄い謎の本。
まあ,謎でもなんでもなくて,ただ,レベルや目的に合わせて問題を絞ってあるだけなんだよ。
実際には受験勉強で使うのが一般的だけど,部活や宿題で忙しすぎる人でもこなせるほどよい本もあるよ。
特に「精講」シリーズはその名の通り本書内に「精講」という部分があって,これが構成力に直結するすばらしい問題集。
正直,進度に合わせて「標準問題精講」を完璧にしていったら,定期試験は余裕,地方国公立は抵抗がないレベルに達してるだろうね。
まあ,問題の選定が良すぎて,類題で反復練習ができるようなものではないので,1問1問に時間をかけて何周もするような勉強法になるけどね。
具体的な書籍やその使い方はまた別の記事で。
まとめ
普段何気なく使っている数学の問題集。
でもそれぞれにはちゃんと役割があって,それを意識しないと勉強効率はガクッと下がる。
問題集の最初にある「本書の使い方」のようなページは読んでるかい?
特に構成力を高めたいなら,参考書の「ポイント」や問題集の「精講」の部分は必読!
理解することから逃げず,理解できたら反復練習から逃げないこと!