符号のついた数
【定義】
$\bf{+}$:正の符号,プラス
$\bf{-}$:負の符号,マイナス
例)
$0℃$ より $3℃$ 低い温度は,$-$ を使って $-3℃$ と書き,「マイナス $3℃$ 」と読む。
$0℃$ より $5℃$ 高い温度は,$+$ を使って $+5℃$ と書くことがあり,「プラス $3℃$ 」と読む。
0を基準とした数量の表し方
数量は基準を決めてそれを0とし,正,負の符号を使って表すことがある。
例)
東へ進むことを正とすると,西へ進むことは負になる。
利益を正とすると,損失は負になる。
正の数・負の数
【定義】
正の数:0より大きい数
負の数:0より小さい数
整数:正の数,0,負の数
自然数:正の整数
例)
正の数:$+7$,$+11$
負の数:$-3$,$-8$
数直線
【定義】
原点:数直線で,0に対応する点
正の向き:数直線の右の方向
負の向き:数直線の左の方向
不等号
【定義】
不等号:数の大小を表す記号($>$,$<$)
例)
3つの数を小さい順に並べる:$1<2<3$
3つの数を大きい順に並べる:$3>2>1$
絶対値
【定義】
絶対値:数直線上で,ある数に対応する点と原点との距離