質問は生徒の特権
先生は質問に答えてくれるのが当たり前。
学生の君はそう考えているよね?
もちろん間違いじゃないんだけど,それがどれだけありがたいことか分かっているかな?
インターネットが発達して,かなりのことは調べれば分かるようになったけど,先生の答えは別次元。
君の学力や背景を知った上で,どういう返答をすべきか吟味し,適切な答えを返してくれる。
こんなことがインターネットでできるようになる日はまだまだ遠いよね。
だから君は先生に感謝するとともに,積極的にどんどん質問すべき。
質問は学生の間だけ許される,とても重要な特権なんだよ。
質問するのは恥ずかしくない
先生に質問するのが恥ずかしいと思ったことはあるかな?
先生は「聞くは一時の恥,聞かぬは一生の恥」なんて言って和ませてくれるけど,実際には質問しづらいと感じる部分もあるよね。
でも上で書いたように,質問しないというのは本当にもったいない。
塾でもいいけど,全科目を塾で教わるにはかなりお金がかかるよね?
学校なら全科目それぞれに専門の先生がいて,全部無料で教えてくれるんだよ?
だから,授業中は無理だとしても,放課後や休み時間に勇気を振り絞って聞きに行ってみよう。
質問することは恥ずかしいことじゃない。
先生だって授業だけで生徒全員が理解したなんて思っていないし,君が聞いてくれるまで,先生も君が分からないことが分からないんだよ。
先生は君の強い味方
残念ながら先生と生徒の関係は,授業以外,特に部活で決まることが多い。
一緒に過ごす時間が長くなるからね。
だから,勉強を通じて生徒との関係性を深めていくというのは,実は先生にとって嬉しいことなんだよ。
先生は基本的に教えること,話すことが好き。
部活命の先生もいるだろうけど,専門の科目について話し出したら止まらないなんてこともある。
塾のような第三者ではなく,身近な先生を味方につければ,これほど心強いことはない。
特に苦手な教科の先生には積極的に質問をしに行って,自分の仲間に引き込もう。