数学的帰納法
【定義】
数学的帰納法
自然数 $n$ を含む条件( $A$ )があるとき,「すべての自然数 $n$ について( $A$ )が成り立つ」を証明する方法で,次の2つを示す。
- $n=1$ のとき( $A$ )が成り立つ。
- $n=k$ のとき( $A$ )が成り立つと仮定すると,$n=k+1$ のときにも( $A$ )が成り立つ。
※自然数の範囲が定められている場合
ある特定の自然数 $m$ 以上のすべての自然数 $n$ について,条件( $A$ )が成り立つことを証明するには次の2つを示す。
- $n=m$ のとき( $A$ )が成り立つ。
- $n=k$ ( $k\geqq m$ )のとき( $A$ )が成り立つと仮定すると,$n=k+1$ のときにも( $A$ )が成り立つ。