「地頭」っぽいものを鍛える4つの方法
「地頭」っぽいものは確かに鍛えられるけど,とにかく時間がかかるし実感しづらい。
本を読んだり,話したりするスピードが早くなるようなものだからかなり地味だし。
でも,わざわざ時間を割くというよりは,日常的にこういうことをしていると鍛えられるという感じだから,絶対的にやらないよりはやった方がいい。
ということで,この4つを習慣化しよう。
1.本を読む
本を読むという行為は,単純に内容を楽しむだけじゃなくて色々な力が使われる。
もちろん内容も大事なんだけど,実際にはなんでもいい。
小説だろうが自己啓発本だろうが,自分の心が少しでも揺れ動くならね。
オススメは近代~現代の政治経済に関する書籍。
難しそうに感じるかも知れないけど,テレビで見たことあるような人は比較的読みやすい本を出してるし,役に立つものも多い。
自分の知識が広がって結びついていくのを実感できるといいな。
とりあえず本屋さんに行って,目につく棚から気になったものを選ぼう。
2.体験する
とにかく色々な体験をする。
学校内でいえば係活動,委員会,部活,ボランティア等々。
大きな声では言えないけど,恋愛や喧嘩も大事。
学校外では週末になれば無料で開催されているイベントがたくさんある。
市区町村役所とか公民館の広報誌に色々載ってるから見てみてほしい。
他には今まで話したことのない誰かの話を聞くだけでも良い。
旅行なんかも良いね。
本やインターネットで得る知識もいいけど,実際に目で見て耳で聴くと自分の中への残り方が違う。
できる範囲で自分の経験値を増やそう。
3.疑問に思う・調べる・考える
とにかく身の回りのものに疑問をもつ,興味をもつ。
便利な時代になったからこそ,分からないことや気になったことは積極的に調べる。
どんなことでも良い。
テレビを見て気になった人のウィキペディアを見てみるとか,企業のHPを見るとか,知らない言葉を調べるとか。
いつでも調べられるからこそ,今調べよう。
そして,調べたら自分なりに考えよう。
4.ニュースを見る
3に含まれそうだけど,ニュースだけは常にチェックしてほしい。
今,日本が,世界がどう動いているのか,ある程度知っておくのは大事。
自分が生きていく世界のことなんだから,無関心でいるのは賢いとはいえないよ。
まとめ
4つの方法を見て薄々感づいているかもしれないけど,これらの習慣って親の教育によるところが大きい。
「地頭」の良さは子供の頃にすでに形成されているから,物心ついたころに「本来の頭の良さ」だと感じるのかもね。
だからって諦める必要はないよ。
僕の同年代をみても馬鹿なことばっかりしてたヤツがいつの間にか社長になってたりするから。
勉強においても「地頭」が良いとかなり有利だから地道に鍛え続けよう。