基本的な知識
中学生が数学で躓く理由いろいろあるけど,基本的な知識が身についていないことが多い。
というか,そもそもどこまでが基本的な知識なのかよく分かってないんだよね。
もちろん「基本的な知識」の定義なんてないから人それぞれで良いんだけど,ここまでは覚えとかなきゃ他の分野を勉強するときにも支障が出るよ…みたいな範囲は確かにある。
僕の場合,教える内容を大まかに「基礎=覚える」,「標準=使える」,「応用=組み合わせる」というくくりで分けてて,この中の基礎と標準を合わせて「基本的な知識」って教えてる。
「基本的な知識+考える力」で点を取る
定期試験なんかだと,生徒には分かりづらいかもしれないけど問題の難易度が3つに分けられていて,それぞれの正答率が成績に反映する(ことがある)。
だから,どんな試験でも常に基本的な知識の範囲である $\boldsymbol{\frac{2}{3}}$ の点数が取れる状態を維持することを心がけてほしい。
残りの応用の分は,「基本的な知識」に加えて「考える力」があれば覚えていなくても解けるからね。
確かに「応用」の部分も暗記すれば試験で点が取れた気にはなれるけど,それは同時に「考える力」を鍛える機会を失ってるとも言える。
一問一答症候群にならないためにも考えることから逃げないこと!
基本確認テスト
かなりの量の学習参考書を見てきたと自負しているんだけど,「基本的な知識」を確認できるテストってほとんどないんだよね。
特に,学年ごとに作られたテストって見たことがなくて,あったとしても応用まで含まれたものばかり。
だからつくっちゃった。
各学年10回ずつあるから,定期的に使ってくれると嬉しい。
学年の途中でも,習った範囲を解けばいいからね。
解答は手抜きだから困るかもしれないけど,教科書に載っているような内容だからなんとかしてくれ(笑)
内容に不備があれば連絡ください。
A4サイズでも大丈夫だけど,B4の方が余裕あるかな。
学生でもネットプリント等のサービスを使えばコンビニでも印刷できるからぜひ!