単項式と多項式
【定義】
単項式:数や文字をかけ合わせた形の式
多項式:単項式の和の形で表された式
定数項
【定義】
定数項:多項式における数だけの項
式の次数
【定義】
単項式の次数:かけ合わされている文字の個数
多項式の次数:各項の次数のうちで最も大きいもの
同類項
【定義】
同類項:文字の部分が全く同じ項
※同類項は,分配法則を使って1つの項にまとめられる。
$ma+na=(m+n)a$
式の四則演算
- 多項式の加法:式の各項をすべて加え,同類項をまとめる。
- 多項式の減法:引く式の各項の符号を変えて加える。
- 単項式と単項式の乗法:係数の積,文字の積をそれぞれ求め,それらをかけ合わせる。
- 単項式と単項式の除法:割る式を分母にした分数の形に直すか,乗法の形に直して計算し,約分できるときはする。
- 多項式と数の乗法:分配法則を使ってかっこをはずす。
- 多項式と数の除法:割る数を逆数にして乗法の形に直して計算する。
式の値
式の値を求めるとき,式を簡単にしてから数を代入すると計算しやすくなることがある。