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【定義・定理・公式】高校数学基本事項 – 数学B – ベクトル方程式

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直線のベクトル方程式

直線上の任意の点 P(p) について,st を実数の変数とする。

1定点と方向ベクトル

定点 A(a) を通り,0 でないベクトル d に平行な直線のベクトル方程式

p=a+td

d を直線の方向ベクトルt媒介変数という。

媒介変数表示

p=(x,y)a=(x1,y1)d=(l,m) とすると

{x=x1+lty=y1+mt 

2定点

異なる2点 A(a)B(b) を通る直線のベクトル方程式

p=(1t)a+tb

p=sa+tb ( s+t=1 )

1定点と法線ベクトル

定点 A(a) を通り,0 でないベクトル n に垂直な直線のベクトル方程式

n(pa)=0

n を直線の法線ベクトルという。

※法線ベクトルについて次のことが成り立つ

  • A(x1,y1) を通り,n=(a,b) が法線ベクトルである直線の方程式は a(xx1)+b(yy1)=0
  • 直線 ax+by+c=0 において,n=(a,b) はその法線ベクトルである

 

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円のベクトル方程式

OA=aOB=bOC=cOP=p とし,P は円周上の任意の点とする。

中心と半径

中心 C,半径 r の円のベクトル方程式

|pc|=r

(pc)(pc)=r2

直径

線分 AB を直径とする円のベクトル方程式

(pa)(pb)=0

 

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平面上の点の存在範囲

OA=aOB=bOP=p とし,ab が1次独立で p=sa+tb ( st は実数の変数) とする。

  • s+t=1 直線 AB
  • s+t=1s0t0 線分 AB
  • s+t1s0t0 OAB の周および内部
  • 0s10t1 平行四辺形 OACB の周および内部
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