直線の方程式
直線の方程式の一般形:$ax+by+c=0$
傾きが $m$,$y$ 切片 $n$ の直線の方程式:$y=mx+n$
点 $(x_1,y_1)$ を通り,$x$ 軸に垂直な直線の方程式:$x=x_1$
点 $(x_1,y_1)$ を通り,$y$ 軸に垂直な直線の方程式:$y=y_1$
点 $(x_1,y_1)$ を通り,傾きが $m$ の直線の方程式:$y-y_1=m(x-x_1)$
2点 $(x_1,y_1)$,$(x_2,y_2)$ を通る直線の方程式
$x_1 \neq x_2$ のとき:$y-y_1= \displaystyle \frac{y_2-y_1}{x_2-x_1} (x-x_1)$
$x_1=x_2$ のとき:$x=x_1$
$y_1=y_2$ のとき:$y=y_1$
2直線の平行・垂直
2直線 $l_1:y=m_1x+n_1$,$l_2:y=m_2x+n_2$ に対して
- 平行条件:$l_1 /\!/ l_2$ $\Leftrightarrow$ $m_1=m_2$
- 垂直条件:$l_1 \perp l_2$ $\Leftrightarrow$ $m_1m_2=-1$
2直線 $l_1:a_1x+b_1y+c_1=0$,$l_2:a_2x+b_2y+c_2=0$ に対して
- 平行条件:$l_1 /\!/ l_2$ $\Leftrightarrow$ $a_1b_2-a_2b_1=0$
- 垂直条件:$l_1 \perp l_2$ $\Leftrightarrow$ $a_1a_2+b_1b_2=0$
2直線の共有点と連立1次方程式の解
2直線とこれらの連立方程式に対して
- 2直線が1点で交わる $\Leftrightarrow$ 連立方程式はただ1組の解をもつ
- 2直線が平行で一致しない $\Leftrightarrow$ 連立方程式は解をもたない
- 2直線が一致する $\Leftrightarrow$ 連立方程式は無数の解をもつ
2直線の交点を通る直線
交わる2直線 $l_1:a_1x+b_1y+c_1=0$,$l_2:a_2x+b_2y+c_2=0$ に対し,$k$ を定数とすると,方程式 $k(a_1x+b_1y+c_1)+a_2x+b_2y+c_2=0$ は,その2直線の交点を通る $l_1$ 以外の直線を表す。
直線に関して対称な点
2点 $\mathrm{A}$,$\mathrm{B}$ が直線 $l$ に関して対称 $\Leftrightarrow$ 直線 $\mathrm{AB} \perp l$ かつ 線分 $\mathrm{AB}$ の中点が $l$ 上にある
点と直線の距離
【定理】
点と直線の距離
点 $(x_1,y_1)$ と直線 $ax+by+c=0$ の距離 $d$ は
$d= \displaystyle \frac{|ax_1+by_1+c|}{\sqrt{a^2+b^2}}$