【定義・定理・公式】中学数学基本事項 – 3年生 – 標本調査

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全数調査と標本調査

【定義】

全数調査:対象となる集団のすべてのものについて行う調査

標本調査:対処となる集団の中から一部を取り出して調べ,その結果から集団全体の傾向を推測する調査

母集団:標本調査で調査する対象となる元の集団

標本:母集団から取り出した一部分

抽出:母集団から標本を取り出すこと

推定:標本から母集団の性質を推測すること

無作為抽出:母集団から標本を偏りなく抽出すること

 

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無作為抽出の方法

  • くじ引き
  • 乱数表
  • 乱数さい
  • コンピュータ

※乱数とは,0から9までが等しい確率で不規則に出てくる数字の並び。

 

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母集団の平均と標本平均

標本の大きさが大きいほど,標本平均は母集団の平均値に近い値をとることが多くなる。

 

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標本調査の活用

標本調査によって母集団の性質を推定することは,テレビの視聴率や政党支持率の調査以外にも身近なところで,碁石の黒白,白石の個数の推定,池の魚の数の推定などに活用することができる。

標本の大きさを $a$,その中である性質を持ったものの数を $x$,母集団の大きさを $b$,母集団の中である性質を持ったものの数を $y$ とすると,$a:x=b:y$ という比例式を使って $y$ を求めることができる。

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