友達って心強い
受験を終えた生徒から「友達がいたから合格できた」というのはよく聞く話。
やっぱりどんなに信頼していても,家族や先生は実際に戦っているわけじゃないから,同じ受験生の友達の方が心強いんだろうね。
実際,友達のおかげで勉強を頑張れて,無理だと思っていた高校に合格した生徒を何人も知っている。
友達は偉大だね。
成功パターン
友達を選べ,というわけじゃないけど,成功例をいくつか紹介しておくね。
仲間パターン
志望校が同じで,学力も近い友達と,2人で絶対に合格しようねと支え合い,励まし合い,教え合い,お互いに監視をして,結果的に合格できたパターン。
男子,女子関係なく,一番多いパターンかな。
人は本当に弱い生き物だから,簡単に楽な方へ流されちゃう。
そんなときに,自分はひとりじゃない,あいつも頑張ってるから,と思える存在がいると助かるよね。
ライバルパターン
仲間パターンに似てるけど,一緒に勉強したりはせず,あいつにだけは負けたくないというライバル心を糧に合格したパターン。
これだけで合格できた,という子は少ないけど,相手にも伝えず,勝手にライバル認定している子は結構多い印象かな。
負けず嫌いの素質がないと成立はしないけどね。
同じ学校を目指す目に見えない多くのライバルじゃなくて,目の前にいるアイツ,というのが大きいかな。
ただ,差がありすぎると逆に心が折れることもあるから注意は必要だね。
目標パターン
アイツみたいに勉強ができるようになりたい,アイツと同じ学校に行きたい,という,友達が目標を与えてくれて合格したパターン。
彼氏彼女と同じ学校に~もこのパターンかな。
合格した後の生活が具体的に想像できるからやる気は出やすいみたい。
ここから仲間,ライバルパターンに変わることもあるね。
救世主パターン
これは限りなく少ないけど,明らかに実力差のある2人が一緒に勉強を続けて合格したパターン。
できる子ができない子を一方的に教えるという,一見できる子にとってメリットがない関係なんだけど,そんなことを気にしない間柄。
確かに,他人に教えることで力が伸びることはある。
それを踏まえても,傍から見たら不思議な関係。
ただ,これで大逆転合格をした子もいるからやっぱり友達ってすごいと思うよ。
失敗パターン
これはもう言わずもがなだけど,やる気のない友達に引っ張られて,勉強をしなくなり不合格,というパターン。
これもたくさん見てきた。
先生や親の目がない週末等に友達に誘われて遊んじゃったとか,志望校も下げちゃうとか,こればかりはもったいないとしか言いようがない。
自分の人生がかかっているんだから,そういう友達とは頑張って距離を置くことも必要だと思うよ。
まとめ
みんなには例に挙げたような友達はいるかな?
一番いいのは今いる友だちの中から探すこと。
いなければ,塾で新しい友達を作るってのもあり。
一人はやっぱり心細い。
一緒に受験を戦い抜いた戦友は一生の親友になるよ。