【定理・公式・証明】高校数学定理・公式 – 数学A –  $n$ 進法

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$n$ 進法①

$n$ 進法で表された整数 $N=a_{m} a_{m-1} \cdots a_{1} a_{0(n)}$ を10進法で表すと,

$N=a_{m} \times n^m +a_{m-1} \times n^{m-1} + \cdots + a_{2} \times n^2 +a_{1} \times n^1 + a_{0} \times 1$

となる。( $a_{k}$ は $N$ の位を表し, $0 \leqq a_{k} \leqq n-1 , a_{m} \neq 0$ )

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$n$ 進法②

10進法で表された整数 $N$ を $n$ 進法で表すときは, $N$ を $n$ で割り,その商を $n$ で割り,またその商を $n$ で割り $\cdots$ ということを商が0になるまで繰り返し,得られた余りを1の位から順に並べる。
 
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$n$ 進法③

$n$ 進法で表された少数 $c=0.a_{1} a_{2} a_{3} \cdots a_{m(n)}$ を10進法で表すと,

$\displaystyle c=a_{1} \times \frac{1}{n} + a_{2} \times \frac{1}{n^2} + a_{3} \times \frac{1}{n^3} + \cdots + a_{m} \times \frac{1}{n^m}$

となる。( $a_{k}$ は $c$ の少数第 $k$ 位を表し, $0 \leqq a_{k} \leqq n-1,a_{m} \neq 0$ )

 

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$n$ 進法④

10進法で表された小数 $c$ を $n$ 進法で表すときは, $c$ を $n$ 倍して得られる数の整数部分を取り出し,残った小数部分を $n$ 倍して得られる数の整数部分を取り出し,また残った小数部分を $n$ 倍して得られる数の整数部分を取り出し…と繰り返して,取り出した整数部分を小数第一位から順に並べる。
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