自分がどれくらい計算ミスするか知ってる?
テストの点数を見た瞬間って一喜一憂するよね。
でも,それで終わらせてないかい?
大事なのはその後。
テスト後にすることはまた別の記事でかくけど,とりあえず計算ミスする確率を求めてみよう。
計算ミス率(%) = 計算ミスした問題数 ÷ 全問題数 × 100
※注意:点数じゃなくて問題数だよ!
さて,君は何%だったかな?
0~1%だったらすばらしい!
計算ミス対策
まず初めに,計算ミスは絶対する!
これだけは断言できる。
人間はコンピューターと違って,どんなに簡単な計算でも,ミスをする可能性っていうのは0にはならないんだよ。
上の計算ミス率が0%だった人も,頭の中や書いた後でミスに気付いて直したはず。
そこで,計算ミスを限りなく0に近づけるためには,
- 計算回数を減らす
- 検算(たしかめ算)をする
これらを普段から根気強く続けることが重要。
「テストのときだけやるー」
って言ってできたやつは見たことがない(笑)
1.計算回数を減らす
計算ミスは必ずするので,計算回数が増えれば増えるほどミスも増える。
ということは逆に計算回数を減らしてあげれば自ずとミスも減るということ。
具体的には,工夫して計算できないか考える。
回数もそうだけど,桁数が増えるとミスの確率もぐっと上がるから,工夫をして,ミスをしづらい1,2桁の計算まで簡単にすることも心がけて欲しい。
学年によっても工夫できる方法は変わるけど,一番有効なのは,分配法則を使って「くくる」こと。
後は因数分解を使うとか,公式を使うとか,頻出計算を暗記するとか方法は色々あるけど,詳しいことは別の記事で。
2.検算(たしかめ算)をする
意外とおざなりになっているのがこの検算(たしかめ算)。
問題の種類によって検算も変わるからいちいち覚えてられないよ,って思うかもしれないけど,少しずつでもいいからやらなきゃダメ。
例えば,因数分解で出た答えは,展開すれば元の式に戻るから,因数分解の検算は展開。
方程式を解いて出した解は元の式に代入すれば成立するはずなので,方程式の検算は代入。
残念ながら,すべての問題に検算があるわけではないし,先生がいちいち教えてくれないから,どうやったら検算できるかは自分で考える。
検算を考えることは数学を深く理解するのに有効だしね。
そして,検算をができれば,
「答えは出たけど正しくないということは分かる」=「正解できなくても間違えることはない」
という状態になる。
そうなれば,なぜ間違えたのか考え直せるし,上手くいけば正解にたどり着ける。
そうやって日頃からミスを1つずつ潰していくことがとても大事。
まとめ
数学におけるミスって,「覚えていない」「勘違い」「計算ミス」しかないと思うんだよね。
「覚えていない」なら覚えてねとしか言えないし,「勘違い」なら気をつけてねとしか言えない。
でも「計算ミス」は確実に減らす方法があるから,ぜひ日頃から実践してほしい。
とにかく,数学でミスをしたら,なぜミスをしたのか必ず考えること。
そうやって自分の無意識の部分を知っていくことで数学力は高まるはず。