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中高生必見!授業を最大限に活用して得点に結びつける教科別ノートの取り方・テクニック

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授業を最大限に活用するために

みんなは授業の価値ってなんだと思う?

中高生になれば,教科書を見れば必要な知識は得られる。

実際,色々な勉強において独学は成立するしね。

にもかかわらずわざわざ授業を受けるのは,学校という制度がそういうものだから。

その是非については色々思うところはあるけど,授業を受ける以上,それを活用しない手はない

では授業の価値はというと,先生が発する言葉の数々に他ならないと思う。

授業には,得るべき知識を得やすい形で投げかける先生のテクニックが詰まっている。

ノートはそれを最大限教授するためのツールだと考えよう。

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ノートの種類

おすすめは白紙,A4サイズ,ルーズリーフ

罫線の有無

先生に指定されない限りは白紙がいい。

罫線があった方が均等に書けるけど,同時にストレスになることもあるからね。

数学だと分数を何行で書くかとか,理科だと図を書くのに邪魔になるとか,思い当たることがあるんじゃないかな?

それに,入試も含めて小論文以外の試験で罫線のある解答用紙なんてないから,白紙の方が練習になるしね。

サイズ

ノートのサイズはできるだけ大きい方が良い

持ち運びを考えるとA4かB4が限界かな。

後で見直すにしても,B5だと情報量が少なすぎるからね。

見開きでなるべく多くの情報があった方がいいし,問題の途中で次のページにまたぐと見づらいし。

あとは,貼り付けるよう指示されるプリントのほとんどはB5だから,はみ出して煩わしくなることもないね。

ノートかルーズリーフか

最初からノート,ノートと言ってしまっているけど,できればルーズリーフの方がいい

下敷きはいらないし,気兼ねなく新しいページに移れるし,1冊の枚数に上限がないし,後からの編集が楽だからね。

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ノートのとり方の基本

ノートは各教科2冊ずつ準備する

ルーズリーフなら1冊になるけど,ノートは必ず授業用と演習用の2冊を使い分けよう

日付と対応する書籍のページ数を書く

あとで見直すときのために,時系列対応する書籍は重要。

いつ何をしたのか,教科書や問題集でいうとどのページの内容なのか,いつでも分かるようにしておこう。

必ず予習する

これは先生の指示にもよるけど,教科書には必ず目を通し,授業で板書する内容がある程度予想できるなら予習の段階で書き写しておくこと。

教科書をコピーして貼り付けてもいい

とにかく,授業中は先生の話をしっかり聞き,コメントをメモすることに集中したいからね。

1回の授業でどれだけ進むかは分からないから,予習は単元ごとにまとめてしておこう。

授業用のプリントを配ってくれるようであれば,教科書に目を通すだけでいいね。

先生のコメントをメモする

授業中は先生の話をしっかり聞き,コメントを拾う。

特に,自分の中にストンと落ちた言葉が重要

教科書に載っていない言葉が学習の手助けになってくれるはずだから。

やってはいけないのが,板書を写すのに精一杯になること

写すという作業では何も得られないからね。

これを続ければ,その教科を学ぶ上で何が必要か,情報の取捨選択ができるようになっていくよ。

アクセントをつける

ノートを劇的に見やすく,意味のあるものにしてくれるのがこのアクセント

自然とやっていることがほとんどだと思うけどね。

これらをやるには,やっぱり罫線は邪魔だよね。

あと,ルーズリーフであれば最初の1枚にアクセントのルールを自分なりにまとめておくこと。

教科に関係なく,共通のルールがあった方が圧倒的に見やすくなるからね。

問題は演習用ノートに

授業は理解するためのもの。

演習は本当に理解しているか確認するためのもの。

これは,どの教科を勉強するにしても基本中の基本。

問題を覚えることが勉強だと思わないようにね。

演習は反復練習が必要だから,問題は演習用のノートにやって,分からなかったときに見直せるようにしよう。

必ず復習する

目を通すだけでもいいから,必ずその日のうちに復習すること。

寝る前や起きてすぐにノートを開いて先生の言葉を思い出すだけで,定着度は雲泥の差だからね。

余裕があれば,ノートの気に入らない部分は書き直そう

何度も見たくなるノートを目指すんだ。

復習の段階で疑問に思ったことは必ずメモをして,調べるなり聞くなりして解決すること。

疑問を付箋に書いて貼り付けておき,解決したらノートに追記するといい。

塾でも同じノートを使う

塾に通っているのであれば,塾でも同じノートを使おう

学校の先生と表現が違うかもしれないけど,自分にしっくりきた方で覚えればいいだけの話。

学校の先生に見せるにしても,書きすぎて怒られることは絶対にないからね。

自分だけの参考書を作り上げる感覚を楽しんでほしいな。

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教科別の注意点

ここからは教科別に注意点を挙げていくね。

英語

ここでいうのもなんだけど,英語の教科書って本当に使いづらい

本文は見やすいけど,片隅に「ポイント」とか「プラクティス」とか訳の分からない補足がたくさんあるだけで,何を新しく学んでいるのか分かりにくいんだよ。

本文の次のページに文法や問題がまとめて載ってたりするけど,どの文法が本文のどの部分と対応しているかも不明

別冊で文法問題集を使っている学校もあると思うけど,これも同じく。

そこでノートの出番

授業がどう進められるかにもよるけど,自分が何を学んだのか分かるようにすること。

予習で本文をすべて写させる先生も多いけど,書き写した本文に「ここはこういう文法で,このように訳す」なんて書き込んでも分かりづらいだけ。

先生が抜粋した文章は必ず別のページに書き写して,本文訳とはっきり区別しよう

あと,英語は書くことも大事だけど,本文をすべて写すのは明らかに過剰。

許されるなら時間の無駄だからコピーで済ませようね。

数学

まず,予習のときに教科書の定義や定理を授業用ノートへ書き写しておこう

ページをケチらず,1ページに定義,定理を1つずつね。

授業でも板書する先生がほとんどだし,それに説明を付け加えてくれることもあるからね。

余裕があれば教科書の問を演習用ノートにやってもいい

次に,演習用ノートへの書き込みを徹底しよう。

数学というと式や答えばかりを書いて言葉が少なくなりがち

特に新しい知識,問題に関しては,なぜこれがこうなるのか,しっかりと言葉でコメントしておこう

それがないと,あとから見たときに式だけで何も分からない,ってことになっちゃうからね。

あとは,ノートを見やすくするという点では,使い捨ての計算用紙を別で用意しておいた方がいい。

筆算なんかをノートに書くと一気に見づらくなるからね。

国語

国語では授業用ノートが大活躍するよ。

教科書を見れば分かると思うけど,国語の教科書ってほとんど問題が載っていないし,別冊の問題集が配られることもまれ。

にもかかわらず,テストになると色々な問題が出題されるよね。

この問題がどこから来たかというと,授業内で扱ったものがほとんどのはず。

それこそ,先生が本文の解釈を授業内で伝える形式が多いから,その一言一句を聞き逃してはいけない

当然,漢字や古文の単語,文法等,明らかに暗記しなければならないような部分もあるけどね。

ノートとは直接関係ないけど,国語の成績を上げたかったら,授業をしっかり受けるのは当然として,教科書に対応した問題集を買ったほうがいいよ。

理科

理科は覚えることが多くて,演習も難しいんだけど,何よりも理解することが大事

中学までは一問一答でなんとかなるかもしれないけど,高校ではそうはいかないからね。

しっかりと定義や理論を理解して,どんな形式で問われても対応できるようになろう。

理科の教科書や参考書は余分なものがかなり削ぎ落とされていて,それだけを読んで理解するのは難しい

だからこそ,教科書レベルを完璧に理解できるよう,授業用ノートを充実させてほしい

もし問題が解けなかったら,何が分からないのかを確認して,教科書や資料集で解決したら必ずノートに追記しておくこと。

言葉だけじゃなくて図も多用して,自分が分かりやすいものにしていこうね。

社会

社会はとにかく覚えることが多い

かといって単語帳のように一問一答で覚えていては,色々な繋がりを意識することができないから,できるだけ単元ごとにイメージを固めよう

理科もそうなんだけど,連想ゲームのように,一つの単元が一つの絵で表せると忘れにくくもなるしね。

そのためには教科書をよく噛み砕く必要がある。

社会の先生は余談が好きじゃないかな?

そういった教科書にない部分を大事にして,授業用ノートに落とし込んでいこう。

また,社会の演習は覚えたことを吐き出す練習。

解けなかった問題は,その単元をまるまる復習しよう。

例えば,歴史の問題で「○○の乱」が分からなかったら,その前後の流れも含めて復習する。

地理の問題で「〇〇で盛んな工業」が分からなかったら,全国,全世界の工業について復習する。

歴史は流れ,地理は枠組み

最後には歴史と地理が深く関わっていることも理解できるはず。

復習した部分は全てまとめて授業用のノートに追記しよう。

内容がかぶっても気にせず,色々な切り口でまとめれば,それだけ覚えやすく,思い出しやすくなるからね。

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まとめ

すでにある参考書と自分で作り上げたものの差は言わずもがな。

だから最終目標はノートを参考書にすること。

できるわけないと思うかもしれないけど,その参考書の内容って基本的にすべて授業で扱うんだよ?

だから授業と同じペースで作り上げれば全部終わるよね。

何冊もある教科書や参考書,問題集が1つにまとまってく快感を味わってほしいな。

高校,大学受験の最強の武器を手に入れよう。