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受験勉強の戦略は目に見える形にせよ!計画表の作り方・使い方

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作戦通りにいったときの快感を知れ

具体的な戦略の練り方は別の記事で書くけど,とにかく戦略を練ることの有効性を実感するには成功体験が必要不可欠

今まで計画なんて立てたことないよって人は,とりあえず次の定期試験に向けて1,2教科でもいいから下にある方法で計画表を作って,使ってほしい。

自分で練った戦略通りにいくとかなり快感だし,それが体験できれば次の試験,最終的には受験に向けてもやりたくなるはず。

基本的な勉強法を知るために,下の記事を読んでから次に進んでほしい。

面倒くささを振り払って勉強に1歩踏み出すなら「超スモールステップ→次回予告→習慣化」
やる気があるなら行動に移すのは簡単 この記事を読んでいるということはその時点でやる気はあると思う。 というか,やる気0か0じゃないか聞けば,大抵の人は0じゃないし,0だと思っている人もやらなくちゃなーくらいには思ってるはず。 それに,...
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やることを書き出して全量を知る

計画を立てない人は「間に合わない」「やることない」のどちらかに陥る。

だからまずは,試験,受験に向けてやることを書き出して全量を知ること。

そうすれば,それを本番までに終わるように組むことができて,結果的に「間に合う」し,常に「やることがある」。

さらにいえば,計画を立てるのはしっかりと休む時間を作るためでもある。

休む予定にしておけば,それはサボりではなくなるから罪悪感もない

勉強には絶対的に休みが必要だからね。

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計画表の作り方・使い方

ステップ1 書き出し

基本的には問題集を使うと思うから,それを手元に準備する。

後は,気分を高めるために戦略ノートを作る。

小さめの手帳で表紙が黒革のものだとなおよし。(自由)

そうしたら,それぞれの問題集を見て,1セットのやる量,時間を考えて下のようセット表を作る

「ターゲット1900の例」

「数学ⅠA基礎問題精講の例」

 

これは自分のことをよく知らなければ作れない

どれだけ集中できるか,どれだけの時間でどれだけの量を進められるか,復習はどれくらい必要か…等々。

とりあえず理想的なものを作ってやってみて,駄目なら修正すればいい

一応,上の例を説明しておくね。

「ターゲット1900」は15分で(長いと思うけど),だいたい100語扱えるから,新語を20語,それ以外の時間を最初からの復習にあてる。

基本的に新語は例文も見たいから本を使って,復習はアプリのランダム問題を時間いっぱいまでループするという設定。

「数学ⅠA基礎問題精講」は例題と演習で構成されていてそこそこ時間がかかるから,60分で新問3問,2日前の問題の復習3問という設定。

この時点で復習まで組むことで,いつ復習しようって迷うこともなくなる。

苦手教科なら復習のスパン,回数を変えて,確実に身につく方法を探る

上の例でいえば,ターゲットは95セット,精講は50セットで終わることを確認できたように,とにかく,やることを全て書き出すことが重要

ステップ2 コマ埋め

全科目のセット表が作れたら,セットでコマスケジュールを埋めていく

1コマの時間と1セットの時間が合わないことは当然ある。

そこで,1コマに複数セットつっこむのはOKだけど,1セットは複数コマに跨がらないようにする。

コマは自分の動く最小単位にしたいからね。

とにかく,セット表にある全てのセットを計算しながら埋める。

スカスカだったり,コマが足りなかったらセット表を見直して調整する。

パツパツにしちゃうと100%実践できないから,余裕をもつことと,必ず休憩(自由)時間をとること。

ステップ3 実践

後はスケジュール通り実践していくだけ。

終わったセットはセット表をどんどん塗りつぶしていく

この塗りつぶした表を見ることで,自分の勉強が進んでいることを実感させてくれる

もしやり直したかったり,後でチェックしたかったらそれをメモしてもいい。

スケジュール通りこなすことも大事だけど,何より大事なのは力をつけること

だからスケジュールに無理があると思ったらすぐに修正

それを繰り返して自分のベストを探し続ける。

当然繰り返せば自分の勉強する力がついてきて,セットの内容がどんどん濃くなっていく

なんてステキな好循環なんだ。

実際,これを実践してもらっている生徒はどんどん加速していって,計画立てるのも上手くなって,今から大学受験が楽しみ。

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まとめ

この世で唯一平等に与えられた「時間」を上手く使うことが人生をめいいっぱい楽しむことに繋がってると思う。

でも,時計を持たないで生まれてきた人間がいきなり時間に従って上手く動けるワケがない

だから練習を積んで,自分を上手くコントロールする術を学ぼう

最初は面倒に感じるかも知れないけど,1度成功したらもう病みつき

学生時代はその練習ができる絶好の機会だからね。