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【定義・定理・公式】高校数学基本事項 – 数学Ⅰ – 【補足】2次不等式の解法

2次不等式は解の形が多いため,自分の中でフローチャートを組み立てて解く練習をしないと,速く,正確に解くことが難しい。

以下,フローチャートの1例である。

ポイントは,$y=(左辺)$ のグラフの状態(浮き沈み,$x$ 切片)把握→解答の流れ。

 

 

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$a>0$ に変形

2次不等式の左辺 $ax^2+bx+c$ において,$a<0$ のときは両辺に $-1$ を掛ける。

 

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$y=(左辺)$ のグラフの状態把握

因数分解できるか確認

判別式より速く因数分解できるのであれば先に確認する。

因数分解できる $\Leftrightarrow$ グラフが $x$ 軸と交わる

特に,左辺が $( \ )^2$ の形に変形できる場合は,グラフは $x$ 軸に接する。

 

判別式の利用

因数分解の判断ができない,または,因数分解できない場合は判別式を利用する。

 

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解を求める

グラフの状態把握ができたら,不等号と照らし合わせて解を求める。

ポイントは,

と,不等号に応じて読み替えることで,解を全種類覚える必要がなくなる。